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合気道と日本の心

日本へヨガを紹介したとして有名な中村天風の言葉に、”人生は心の一つの置きどころ。”があります。
天風は健全な身体には健全な精神が宿る。精神が病んでいたら身体にも悪影響を与えるものであるとして、心身統一道という考え方を提唱しました。中村天風に師事し、その心が身体を動かすという原理を取り入れて発展したのが心身統一合氣道の創始者である藤平光一氏です。
合気道というと護身術?と思われがちですが、天地と一体化し、争わず、相手の心を知り、尊重し、和の精神で自分の心を磨き、高めていくための稽古・修行の手段が合気道であるといわれます。
植芝盛平が創設した合気道は明治以降の話なので、日本の伝統的な心、遺産を伝承しているとは必ずしもいえないかもしれません。しかし、目に見えない氣の存在を信じて、心を磨くことが人生によい結果をもたらすという考え方は失われつつある日本の心、知恵のひとつだといえるのではないでしょうか。