■日本の心を美しくする 今月の当会推薦映画



映画『ハリー・ポッターと賢者の石』 

公開:2001年(米)
原作:J・K・ローリング『ハリー・ポッターと賢者の石』
製作:デイビッド・ヘイマン
監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ/エマ・ワトソン/ルパート・グリント
推薦者:津田 孝子



■あらすじ

赤ちゃんのときに親戚にあたるダーズリー夫妻に預けられたハリー・ポッターは、階段下の物置に寝かされ、かわいがられるでもなく育てられた。そして11歳の誕生日を控えたある日、ふくろうがハリー宛に手紙を届けた。この出来事にハリーは興奮するが、叔父は、ハリーがその手紙を読む前に破り棄ててしまう。

次の日、ふくろうがまた手紙を届けるが、今回もまたその手紙は棄てられてしまう。しかし、次の日もまた次の日も、手紙は毎日配達されてくる。
ハリーにその手紙を読ませまいとするダーズリー家の人々とハリーは、隠れ家のようなところに移り住むのだが、ある日突然、ハグリッドという大男が現われ、ハリーに真実を伝える。ハリー・ポッターは魔法使いだった。

ふくろうが届けた手紙は、11歳を迎えたハリーが魔法魔術学校の名門「ホグワーツ魔法魔術学校」に入学するための許可証だったのだ。さらに、ハリーの両親の死についても驚愕の真実を教えてくれた。

そしてハリーは、ロンドンのキングズ・クロス駅から、ホグワーツ特急に乗ってホグワーツ魔法魔術学校へと旅立つ。





英米で映画史上・・・という記録をいくつも破り、日本では現在もロードショー中の大人気映画。観る前は英国版「千と千尋の神隠し」みたいな映画だろうと思っておりましたが、観終わってみると「うん・・・やっぱりそんな感じかな。。。」

異次元の世界に入り込み、彼の地で友情を育み、勇気を得て成長してゆく物語。「非日常性」という背景は、子供の成長を促すにはとてもよい環境のようです。たとえてみれば『はじめてのおつかい』。『はじめてのお泊まり』。そして『はじめての一人旅』などなど。異次元の世界でなくても、日常性をほんの少し変えてみるだけで、子供の成長にとっては大きな収穫があるように思います。それが「魔法使いの世界」だったら、そして自分が「魔法使い」だったら、どんなに楽しいことでしょう。

危険が迫ると魔法によって難を逃れ、必死に戦うとなぜかうまくいって勝ってしまう小気味よさあり、謎を解いていくサスペンス風のスリルありで、テンポよくお気楽に楽しめる映画です。魔法使いって、いいなぁ・・・と思わずつぶやいてしまいそう。

でも、子供の成長に最も必要なものは、たとえ魔法使いの世界であってもわたしたち人間と同じようです。ハリーの最大の危機を救ったのもそれでした。それは「両親の愛」。

魔法使いの世界でも、最後に勝つのはやはり「愛の力」なんですね。





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