■日本の心を美しくする 今月の当会推薦書籍


 
 「「愚」のすすめ」

 弘兼憲史著 新潮社
 推薦者:山下宏





 著者によれば、わたしたち誰の心の中にも「愚」がひそんでいるそうである。
「バカ」とも「アホ」とも言うらしい。その「愚」を唾棄し、「バカ」を馬鹿にし、「アホ」を軽蔑する「利口」路線の人がいるらしい。

 利口な生き方とは左脳的な計算高い生き方で、「勇気」や「愛嬌」や「ゆとり」というものが無視され、人生の妙味や人間関係の滋味に欠けていると著者は指摘している。

 本書は「愚」なるもの、「バカ」、「アホ」はわれわれの心の中に静かに息づいているのだから、それを解放しようと言う提案である。それが人生を楽しく生きる秘訣だと言う。本書の各章のタイトルだけ紹介しておこう。後は、書店で購入して読んでみてね。

第1章 男の愛嬌とは心の中の「愚」のこと
第2章 長考ははなぜ「罪」なのか
第3章 たんたんと生き、たんたんと人生を登りつめるコツ
第4章 一見「愚」が大きな仕事をする
第5章 「愚」になれる人ほど挨拶に力がある
第6章 ピンチのときほどリーダーは明るくなければならない
第7章 大切な「決断」は気持ちの明るいときにしよう
第8章 「愚」になれる人ほど立ち直りが早い





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