「進学塾もないやまあいの公立小学校、10年の実践から有名大学合格者が続出しました」──── とのサブタイトルを見て、書店などでこの本が目にとまったお母様方も多いのではないかと思われます。 今や「受験」といえば中学受験といわれるぐらい、年々私立中学校の人気が高まっています。今年から導入されたゆとり教育の影響で、公立校中高での教育で大丈夫なのだろうか?と疑問に感ずるお母様方の憂いも、私立中受験人気の大きな要因となっているようです。 さて、この本の著者が教員を勤める兵庫県朝来町の山口小学校では、過去10年の実践の結果、小学校の卒業者の難関大学進学実績が、全国平均の値と比べ、驚くほど高い数値を示すという現象が起きているそうです。 では、この「陰山メソッド」とも言われる山口小学校での指導要領とは、どのような内容になっているのかと興味津々でこの本を読んでみると、これは意外、「読み書き計算」の反復練習というあまりにも基本的な内容であります。 その他、この本の中では学校、家庭、社会それぞれでできる学力作りへの取り組み方、また、ゆとり教育と題される新学習指導要領の問題点などを挙げ、この問題に一石を投じる内容にもなっています。 小学生をお持ちのお父様お母様、お子様の真の学力を考えるという観点からぜひ、ご一読をお勧めします。 |
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