■日本の心を美しくする 今月の当会推薦書籍


 「聖徳太子に学べ」
 小林弥六著
 ごま書房(1999年、1400円+税)
 推薦者:山下宏





「未曾有の危機に直面している日本が危機から脱出するには、聖徳太子の智慧に学ぶしかない」ということが著者の主張です。本書の各章毎に著者の言葉を拾っていきましょう。


第1章 和のない経済は破滅する
資本主義と共産主義は対立する社会原理であるかのように説明されているが、その根は同じで、独占と独裁の社会へ行きつく。
これから創るべきは互恵、共生、友愛の社会システムである。

第2章 どんな紛争も「力」では解決できない
日常の営みのなかで、精神的な価値の豊かさを忘れ、永遠的なものへの敬虔さと人格的な向上がきわめて価値あることであり、それこそが、人生の目標であるといってよいことさえ忘れられている。
政治や経済において真に大切なのは徳義である。

第3章 道義なき国家は自滅するしかない
聖徳太子は徳を重んじる政治を実行し、「和」をもって貴としとする民主主義国家をつくった。

第4章 聖徳太子の教えがすべてを解決する
宇宙に精妙な法則があることは、たいせん不思議なことだ。もし法則、秩序がなければ、宇宙はたちまち大混乱に陥り、人類も生物も生きていられるわけがない。
太子が「熱心に正しい教えを思い出しなさい」と語りかけているように、私には強く 感じられる。


日本人よ、植民地根性を捨て、買弁の徒に操られず、独立自尊の気概、矜持を持とう。 「主権国家」の保持、平和外交、道議、倫理国家、礼の社会、学理、倫理的な社会、能力重視の社会、文化国家、福祉国家、固有にして普遍的な国家。これらがすでに聖徳太子において、日本国家の原型として作られていた。

だから、謙虚に聖徳太子に学べと著書は主張しています。







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