多くの会社では60歳定年という。日本の不器用な男性諸氏は60歳で定年を迎えて、会社人生から離脱したにもかかわらず会社に顔を出したりして、後輩に嫌われているのも知らない人も結構いるという。 このような会社人間こそ、定年後を真剣に考えないと定年後の20年という人生が惨めなものになりかねませんよと警鐘を鳴らし、具体的な対応策を提案しているのが本書である。 著者は、「周囲にできるだけ迷惑をかけず、許される範囲で社会活動にも参加する。感謝と奉仕を忘れない。ひきこもったりせずに、どんどん外へ出て生涯学習に打ち込む。そのような生き方が理想であろう」という。 そんな理想論を言われても急には何をしていいか分かりませんよ。このように嘆く方は即刻、近所の書店へ行って本書を熟読してください。 定年後に備えてどのようなことに気をつけ対応すればよいのでしょうか。本書からいくつかのポイントを挙げてみましょう。
…昔を引きずることをしない。1個人に速やかに戻る。 …定年後に妻と再結婚するというつもりで色々なことを考える。 二人の間での秘密はなくし、家庭内の保険・貯金等金銭に関することを 二人の間で明確にしておけ。でないと、妻を失った夫はすぐ後を追うことになる。 …いつまでも若いつもりでいても確実に心身共に老いていることを自覚すべし。体力が衰えていると思えば、それを前提にして生きていくことができる。 何か新しいことを始めるとすれば、5年は必要だというのが本書の紹介者の体験していることです。これからすると55歳からは定年後に向けて、具体的な準備を実践している必要があるでしょう。 定年を間近に控えた方は勿論、40歳代の方にも進めたい本です。 |
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