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「哲学が変わった!」
〜物離れ 金離れ 日本人離れ〜
丘永漢著
PHP研究所(2000年、1,300円+税)
推薦者:山下宏
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皆さんご存じの丘永漢氏の最新刊の著書である。著者の実体験に基づいた平易な語り口の中に出てくる観察眼の確かさはさすがと思わせるものがあります。その一部を紹介して読書案内とさせていただきます。
【日本の過去を振り返る】
- 日本人は勤勉に働いてドルを稼ぎすぎた。
・・・稼ぐのは得意だが、使い方を知らなかった?
- バブル不況後は運転手がハンドルを切り損ねたために、二度も死ぬ目に合わされている。
それでも死なずに生きているのは物づくり体制が破壊されずに秩序正しく稼働してからである。
【景気回復への提言】
- まず、地価の回復を計れ!
- 内需拡大を計れ
・・・夜の町を賑やかにすれば景気は回復する。
【日本人へ贈る言葉】
- 本当の海外援助とは、海外の人々が自分の力で飯を食えるようにしてあげること。
・・・単に、お金を挙げる、物を恵むということのではない。
- 戦後の振興の原動力は日本人の職人気質にある。それは完璧主義とサービス精神のこと をいう。これは日本人の志と言えるものであり、海外へ輸出すべきものである。
- マイナス成長を気にすることはない。赤字とは社会の要求に合わないことをやっている というだけのこと。労働力こそ富の源泉あることを忘れるな!
- 物離れ、金離れ、日本人離れすれば日本はずっとスケールの大きな国になるはずである。
経済の難しい本は読めないという皆さんへ一読をお薦めします。
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