|
「挑めばチャンス、逃げればピンチ」
樋口 廣太郎 著 PHP研究所 定価1150円
推薦者:井出哲由
|
今、この危機を乗り越えるために!
☆ いかに「問題の本質」を見抜き
☆ いかに解決への「智慧」を生み
☆ いかに「成功」までやり抜くか
■まえがきより
私は日本企業のポテンシャルを信じていますし、日本のビジネスマンの能力の高さには誇りを持っています。ぜひとも目の前にある危機から逃げ
るのではなく、積極果敢に挑み、勝機をつかんでいただきたい。切にそう願っています。
本書の中に記されているいくつかの経験が、不況に苦しむ企業やビジネスマンに、ほんのわずかでもヒントになれば著者としてこれほど嬉しいことはありません。
1.危機を乗り越えることこそ人生
・危機と逆境が私を育ててくれた
・波乱こそ我が道程
2.解決への「智慧」を生む法
・「おかげさま」で危機を乗り越える
・いかにして重要情報を引きつけるか
・問題の本質を見抜く力
3.成功までやり抜く戦略
・逆境をアドバンテージに変える発想の転換
・行動こそ最大の戦略
・失敗にとらわれず果敢に挑戦
4.人を動かし、組織を動かす
・社員の志気をいかに高めていくか
・リーダーとして成すべきこと
・自分を活かす力を蓄える
5.危機を超える組織をいかにして創るか
・強い企業に必要なものは何か
・いい企業にはすぐれた企業文化がある
■推薦の言葉
ビール「スーパードライ」で大躍進を遂げた企業のトップを務めた樋口氏が、万感の思いを込めて書き下ろした、企業、ビジネスマン向け必読の書籍です。
また、著者の学生時代、銀行員時代の「明るく苦難に立ち向かう」生き方。良き師を持ち、良き友を持つことの大切さ、異分野の多くの友人との交流体験に基づく、複眼的、大局的なものの見方など、ビジネスマンのみならず多くの方々の生き方にも大いに勉強になることでしょう。
逆境や危機を自らが変革する好機ととらえ、積極果敢に挑戦していく。その中にこそ「勝機」が見えてくる。と本書は始まります。
問題の本質を見抜く力、解決への「智慧」、成功までやり抜く戦略、リーダーとしてのあり方、企業の理念、これらが実践論として書かれています。
従来の常識や固定観念をひっくり返す発想の転換が必要であり、いままでの考え方の延長線上では、改善はできても、問題の本質的解決は望めないとも。
「スーパードライ」で特許を取らなかったことについて、オープンにすることにより市場拡大を目指したこと。ここにも従来の常識を覆すによる発想の転換があり、新製品は市場を活性化させる役割を持つからだと、大局的な見方があった。これは、逆境にあった会社だったからできたことでしょう、とあります。
・「勝機」は「危機」のすぐすぐ隣にある。
・逆境に陥っていたからこそ、抜本的な改革が出来た。
・自分を活かす力を蓄える、リーダー自身の意識改革
など、私たちの現状を打破し自己変革するための、実践論、行動のヒントが満載です。21世紀の「新しい夢」にチャレンジする、勇気を与えてくれる書籍です。
以下、本文よりの抜粋 ―――――――――――
障害物を取り除けば「熱気球」は上がっていく。
人間は、熱気球と同じで、常に上へ上へと上昇していきたいという願望を基本的に、本能的に持っている。
心の中に発電機を持つ。チャンスは貯金できない。
人間は物質的豊かさ以上に精神的豊かさを必要としている。
真珠はアコヤ貝からできる。「真珠は病める貝に宿る」
|
|