さて、最近首相の責任論などはかしましく問われたりしていますが、松下幸之助はどのような政治を理想と考えていたのでしょうか。氏の書籍に学ぶ第三回目を開講したいと思う次第です。 ・松下氏の考える政治 政治という仕事は、一億国民に、直接のつながりをもっていて、その良否は、たちまち国民の幸不幸を左右する。それだけに、政治という仕事はもっと尊ばれ政治家はもっと優遇されてよいと思うのである。政治は、国家国民全体を対象にした経営活動、すなわち、「国家経営」であり真の政治は「真の国家経営」でなければならないと考えた。 ・真の国家経営に欠かせないものとは? 国家の経営の基本方針、政治理念の確立 1)何のために経営するのか…総ての人が活き活きと仕事に励み、生活を楽しむことのできる社会をつくるため。 2)政治の目指す方向…人間の欲望を適切に満足させるため。 3)具体的な将来ビジョン…世界の国々から愛され敬意を表されるような精神大国を目指す。 ・どんな人が国会議員にふさわしいか? 1)自分のこと以上に国家国民の繁栄、平和、幸福を思う心がある。 2)国民生活の実情に通じ、それをさらに高めていくことのできる豊かな識見と力強い実行力を有する。 3)議会制度の本質についての正しい認識とそれに基づく行動ができる。 ・政治にもっともっと関心をもとう 国民が政治を嘲笑している間は嘲笑に値する政治しか行われない。 民主主義国家においては、国民はその程度に応じた政府しかもちえない。 これが国民主権ということなんやね。人ごとではなく自分事だということだね。 最後にはつけは自分にかかってくるということなんや。 ・松下幸之助が願っていたこと 21世紀の日本では、政治の基本理念が確立し、政治家と国民の政治的良識がさらに高まり、国民全体が活き活きと活動している、そのような姿を頭に描き、その実現を、文字通り祈るような思いで願っていたのです。 こんな素晴らしい日本を今生きている私たちで作っていきたいものです。次回は松下幸之助の自然観に学び、環境問題を解決する一理塚にしたいと思っています。ご期待下さい。 |
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