「ランチメイト症候群」 〜人の輪に入れない人のための処方箋〜
記者:広野まり
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■ランチメート症候群とは? 昼食を一人でとるのは耐えられず、かといって仲間を誘うこともできない。このような「ランチメート症候群」と呼ばれる悩みで精神科医を訪ねる若い女性が増えているらしい。受験競争を勝ち抜いてきた高学歴の女性に多く、他の人に関心が持てなかったり、人を裁きがちだったりと、対人関係をつくるのが苦手であるとのこと。食事仲間が見つからないため、学校や会社に行くのがおっくうになったり、食事仲間がいないときは学友や同僚に見つからないように、図書館やトイレでこっそり食べることもあるそうだ。 ■人の輪に入れない人のための処方箋 そういえば派遣でパート勤務している友人も「昼休みが苦痛だ」ともらしていた。身近にある悩みだと思い、うちの本棚から悩み相談に関する本を引っ張り出したら、ちょうどよい回答がみつかった。「人の輪に入れない人のための処方箋」が紹介されていたのだ。
この二つがおもな対処方法であった。 ランチタイム症候群に見られるような、孤独癖のある人は案外多いそうで、「自分は人の輪のなかに溶け込めない」と自意識過剰になっているそうだ。 この「自意識過剰」という文字を見て、はっとした。たしかに私にもそういうところがある。わが家は転勤族なので地元に友人がいない。息子の幼稚園で知りあう人と親しくなりたいと思いつつ、はや2年がたってしまった。 月に一度ある参観日などは誰に話しかけようかどぎまぎしたり、気軽におしゃべりすることができなくて、疲れることもある。先日の参観日ではさっそく実行に移してみた。「自意識過剰にならない、ならない」と心の中で繰り返し、「相手のいいところを見つけよう」と等身大の自分で接してみた。するとある人からは悩み相談を受け、また別の人からは「うちに遊びに来ない?」と誘われた。ささやかな出来事だが、とてもうれしかった。この処方箋は効果てきめんだ。
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