●悩んではならない日が2つある
悩んでならない日が2つある。
怖れや不安のないようにすべき2つの日。
ひとつは「昨日」という日。
昨日の間違いや心配事、過ちや失敗など、
後悔や苦痛は昨日とともにある。
でも永遠に過ぎ去った昨日はどうにもならない。
世界中の富をもっていしても昨日は取り戻せない。
たったひとつの行いすら取り消すことはできない。
たったひとつの言葉すら消し去ることはできない。
昨日には永遠に帰れないのだから…。
悩んではならないもうひとつの日は「明日」。
災難の可能性、どうなるかわからない今日の過ち、
大きな約束、乏しい成績とともにある明日…。
でも明日もまた、いますぐどうすることもできない。
明日の陽は昇る、光り輝き、あるいは雲に覆われて、
それでも明日の陽は必ず昇る。
しかし、明日がくるまで今日とは無関係、
まだ始まっていないのだから…。
残る日はひとつ、「今日」という日。
誰でも1日だけなら闘うことができる。
今日、動けなくなるのは手に負えない昨日や、
明日起こるという不安という重荷が加わるとき。
人を迷わせるのは今日の経験ではない、
昨日起きたことに対する自責や苦しみと、
明日がもたらすかもしれない不安なのだ。
だから、1度に1日ずつ生きるようにしなさい!
|
●選者の感想
ここには何故不安な気持ちになるか、に対する答えが用意されています。それに対する処方箋は、「今日」という1日を自分のベストを尽くして生き抜くことと教えていただいています。
昨今は、暗いニュースや否定的な情報に満ちあふれているかのように見えるかもしれません。噴火活動の続いている北海道の有珠山にも新緑が芽生えていると新聞に報道されていました。私たちは、もし闇があるというなら、自分が光を灯して、闇を消そうではありませんか。一人の明かりで足りないというのなら、多くの人々が協力して、各自が灯した明かりを持ち寄って大きな松明にしようではありませんか。それでこそ人間が万物の長と言われる資格を持つことになるのではないでしょうか!
|