■今月のコラム

「珠玉の言葉」 〜パート44〜

 選者:山下宏



 ■「心にしみた忘れられない言葉(1)」


お母ちゃんは、子供達の太陽やないとあかんのやで───


今でも忘れません。阪神大震災の時、北海道へ嫁いだ学生時代の友人が

「いつ神戸へ入れるか分からんけど、今日、北海道たつからな」

と言って、四日間かけて家族で我が家へ来てくれたこと。

照れくさそうなご主人の手に大きなダンボール。


「何が必要か分からんけど、ほとんど子供達のもんや。

三人の子供がおったら、いらんことも考えてしまうけど、

子供達のとってはあんたお母ちゃんの暗い顔は、悲しいもんや、

いつも明るく笑う、いつも子供を照らし続ける、お母ちゃんは、

子供達の太陽やないとあかんのやで」


一生この言葉忘れません。だって、

このお陰でつらい時期を乗り切ったのですから。






【選者の一言】
言葉には不思議な力があるようです。その一言がある人を絶望の淵へ追いやるかと思えば、ここで述べられているように大きな勇気と希望を与える事もあるのです。あなたは普段、接する人に勇気と希望を与えるような言葉の花束を与えていますか。






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