■シリーズ「ワールド・スピリット」 世界の文化を訪ねて

第21回 イギリス特集2<優雅なるイギリス>
付録:「日本で買えるお薦めブランドティー」
 記者:黒岩宏光


日本でも、とても多くの種類の紅茶にあふれています。紅茶メーカーにしても、トワイニング、リプトン、ブルックボンド、日東紅茶などの老舗メーカーから、F&M、フォション、メルローズ、ウイッタード、エディアール、ジャクソン、ウエッジウッド、リッジウエイなどの英国御用達の名門メーカーから、いろいろな種類の紅茶を選ぶことができますが、そんな中でもひときわ、パワーに満ちあふれた紅茶に出会うことがあります。おそらく、美味しい紅茶を飲んでほしいという作り手の真心が伝わるようないい製品なのでしょう。
ここでは、私が推薦する日本で購入することができるブランド紅茶をいくつかご紹介します。


●ジャクソン「アールグレイ」〜紅茶の芸術品
アールグレイという種類は、ベルガモット(柑橘類)を着香したフレーバーティの一種で、茶の種類ではなく、スタンダート種ではないが、とにかくこのジャクソンのアールグレイだけは紅茶の芸術品といえる一品。
アールグレイという種類はどこの紅茶メーカーでも出しているが、そもそもアールグレイの本家本元はこのジャクソン社なので、これが正真正銘のアールグレイなのである。偽物が本物に勝るものの道理ではないのである。
ストレートで飲んでよし、ミルクティにして飲んでよし、レモンを入れてもよし、アイスティーなら最高の味というオールマイティな傑作。
●ジャクソン「エクストラダージリン」〜納得のダージリン
ダージリンはそれぞれのメーカーによって、また収穫時期などによって味わいと好みだいぶが違ってくるが、このジャクソンズの「エクストラダージリン」は、誰が飲んでもはっきりと美味しいと分かる納得のいく一品。パワーに満ちあふれた最高のダージリンを堪能できる。
ミルクや砂糖を入れないストレートで、日本茶を味わうような感覚でいただきたい。ちなみにジャクソンの紅茶は値段も安い上、内容も優れ、申し分のない商品を市場に提供している。
●フォートナム&メーソン「ロイヤルブレンド」〜ブレンドティーの代表
おなじみの緑色の缶に入った(今年に入って缶のデザインがモデルチェンジされた)フォートナム&メーソンは、フレーバーティの多さなどで女性を中心に日本でもファンが多いが、この「ロイヤルブレンド」はモーニングティーや、ミルクティとして味わうブレンドティとして人気がある。セイロン茶をはじめ4種の茶葉がブレンドされている。
難点はフォートナム&メーソンの紅茶は多少割高であるところか。
●フォートナム&メーソン「ワイルドストロベリー」〜不思議なフレーバーティ
標準な種類ではないが、フレーバーティの人気代表格として推薦。
とても合わないだろうと思われる「紅茶+ストロベリー味」が見事に融合した不思議な味わい。なぜかこれも合わないだろうと思われるミルクが合ってしまうところもさらに不思議な味わい。その他このメーカーは、「ビターオレンジ」(これもなかなかです)などのほかでは味わえないような変わった種類のフレーバーティを揃えている。
また、アップルティで有名な「フォション」でもフレーバーティ老舗メーカーの名に恥じず、甘夏ミカン、桜などの変わった種類を揃えている。

写真はイングリッシュ・ブレックファスト
●リッジウエイ「アッサム」(ティーバック)〜高級ティーバックのリッジウエイ
ちょっと高級なティーバック茶であるが、コクとマイルドな味わいはミルクティーとの相性抜群である。ソフトメッシュのパックもおしゃれでひと味違った印象がある。





次回は、イギリス特集3<美しいイギリス>英国式庭園の世界の予定です。






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