■シリーズ「ワールド・スピリット」 世界の文化を訪ねて

前編 〜「海外見聞のすすめ」

【アジア総集編特集】 あなたを幸福にする海外見聞のすすめ

後編 秘伝!「幸福海外旅行術」
  記者:H.K


■秘伝!「幸福海外旅行術」
ここで長年、私が海外を渡航した上で発見した「秘伝幸福海外旅行術」を読者の皆様に披露しよう。

ここでご紹介する旅行術は、旅行カバンには「携帯式湯沸かし器」や「梅干し」を携行しよう、といったような一般的、実用的なアドバイスではない。もっと精神的なアドバイスである。読者の皆様が海外旅行をされる際、最大限に幸福を得るためのアドバイスになれば幸いである。
せっかく安くないお金を使って海外に行くのである。しっかりと余り有るほどの元をとって、学んで帰ってこよう。

あなたが今世で、再びこの遠く離れた異国の地に来れるとは限らない。再び訪れる事はないかも知れない。
しっかりとした気構えで乗り込もう。


●その1)見知らぬ国の人々と積極的に会話する。
その国の人々と積極的に会話しコミニュケーションを図ろう。語学ができないからといって恐れることはない。同じ地球上に住み、私たちと同じように温かい心を持った人間同士なのだ。
みんな暖かく優しくあなたに接してくれるに違いない。なぜなら、あなたは長い間島国「日本」という国に住んでいたからなのである。カルチャーギャップを諸手を挙げて受け入れ歓迎しよう。

会話は、その国の言葉で「こんにちは」「ありがとう」「すいません(Excuse meの意)」の3語と、身ぶり手振りがあればなんとかなることになっている。
見知らぬ人々と言葉を交わし、コミニュケーションをはかろう。言葉がが違っても、肌の色が違っても、宗教が違っても、性別が違っても、年齢が違っても「同じ人間」同士である事を実感しよう


●その2)異国の地を見て見て見まくる。
普段日本ではとてもお目にかかれない異国の風景を見て楽しもう。大自然や世界遺産、文化遺産など、世界にはスケールをこえた美しい建造物や大自然があなたにお目にかかることを待っている。
時間を無駄にせず積極的に名所旧跡などをめぐり、その歴史を目に刻み込もう。

アメリカのグランドキャニオン、スイスの山々、イタリアのサンピエトロ大聖堂、スペインのアルハンブラ宮殿、ドイツのノイシュバンシュタイン城、インドネシアのボルブドール遺跡、その他、いくらでも信じられないような絶景が存在する。当たり前だがどれも日本では見られない。涙でのどが詰まって声も出ないほどの感動をこの目で確かめよう。

おっと、わすれてはいけない。景色だけでなく、道端や野に咲くめずらしい草花、昆虫、動物、魚、鳥類などにもお目にかかろう。作家の故景山民夫氏はこの動物ウオッチングを旅行の最大の楽しみの一つにされていた。

また夜には星空を見上げてみよう。南半球では、見たことのない星座や天体などにもお目にかかれる。南十字星などをチェックする事もお忘れなく。

大自然の鼓動と人類が築き上げた遺産、まさに地球の記憶、地球の記憶を見ることはあなた自身の記憶を見ることである。生きているうちにできるだけ見てみよう。
歴史の雄大さ、人類の偉大さ、地球の壮大さを実感してみよう


●その3)音で世界を感じる
伝統文化芸能、音楽などを耳を通じて感じよう。
タイのタイダンス、バリのガムラン。ガムランは不思議な音色である。あの竹の音に吸い込まれ、しばらく帰ってこれなくなる人は後を絶たない。
インドのシタール、懐かしくも怪しくも心地よい。仏陀がいた頃の2400年前を、音を頼りに遠い昔を思い出してみよう。不可能などと思ってはいけない。
オスマントルコの行進曲、あなたはビザンチン帝国でこの調べを聞いたのか。
訪れた事がないのに、なつかしく心地よい音楽が世界に満ちあふれている。
なぜだろうか。

何十年も前によく聞いた曲や好きだった曲を、ラジオやテレビなどで偶然耳にしたとき、当時の思い出が目の前いっぱいに現れて懐かしさに浸るようなことが誰にでもあると思う。
忘れていた美しい思い出が、音楽と共に鮮やかに蘇る場合があるのだ。


●その4)食べて食べて食べまくる。
食文化のレポートでも書いたが、食を受け入れることはその国の文化を受け入れることの最大の近道だと信じている。詳しくはそちらを参照してほしい。
とにかく、日本で食べられない食事を感謝しながらいただこう。下痢をしようがそんなことは関係ない。(生物だけには気を付けてね)

日本人の私たちには口に合わない料理もあるかも知れない。しかし、できるだけ努力してその味を受け入れてみよう。
その国の人々に受け入れられている味を、自分も受け入れてみるのだ。きっと、民族の歴史と文化が築き上げた深い味わいがあるはずである。まずくて食えないよ〜などと一蹴せず、敬意を表してしっかりと有り難くいただこう。

遥かなる悠久から続く恵み、あなたを育むための神からの贈り物、愛に満ちあふれた食事があなたの前から無くなったことなど過去一度もない。深い感謝無くして異国の食事を食べることなどできないのである。


●その5)肌と香りで異国を感じる
はじめに異国情緒を味わう時は、空港に降り立った時である。
日本とは違った空気と湿度、そして香り、匂いを感じることになる。目をつぶっても必ず日本と違う場所にいることを肌と匂いで感じる。吹き渡る愛の風を感じよう。もし感じることができなければ、これまでの五感を全開にし、あなたのすべての能力を総動員してでも五感で感じ取ろう。

海に飛び込もう、自然に抱かれよう、風とたわむれよう。

あなたの五感をすべて全開、そして総動員しよう。


●その6)さて、その次は・・・
さて、もう一つあなたが感じなければならないことがまだ残っている。
「霊感」である。
霊感?といわれても困ると言われる場合は、第六感とでもいうか、五感を越えたものをお考えいただきたい。

感性を研ぎ澄まし、静かにその国の鼓動に耳や感覚を傾けるのではなく「心」を傾けよう。
全身全霊を使って感動を味わおう。
何かわからない事が見えてくるかも知れない。いや、今まで分からないことすら分からないというあなたの考えの領域が、分からないということが分かるという領域にまで拡張できるかも知れない。時空間を越えた「愛」を感じ取ろう。
もう旅行費などという銭金の小さな問題などどうでもよろしいのである。


●その7)そして、最後に― 
そして、これらのことはあなたがパラダイムシフト(価値の転換)を起こさなければ実現する事はできない。

自分が相手に受け入れてもらう事ではなく、自分から相手や世界、世の中を受け入れる事。

このことを最後に付け加えたい。


これらの7箇条を守って渡航されれば、生涯かけがえのない喜びと学びがあなたにもたらされることを私はお約束したい。
このことが、読者の皆様のとても大きな幸福になることを願ってやまない。





次回から、ワールドスピリット「ヨーロッパ編」を開始します。お楽しみに。





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