■シリーズ「ワールド・スピリット」 世界の文化を訪ねて

第6回 シンガポールその2 「英語教育のすすめ」  記者:H.K
■Can you speek english?
突然ですが、あなたは英語がしゃべれますか?
外国人相手の観光業の方や、国際ビジネスマン、語学教育関係のお仕事の方などは別にして、日本ではほとんどの国民が日常、日本語を話す。もっとも日本という国は島国で、かつ単一民族国家なので、当たり前といえば当たり前だが、実は国際的な視野に立つとそうともいえない。
前々回のマレーシアでの話だが、現地の華僑系の方は大抵、公用語であるマレー語、広東語、英語が話せる。(もちろん教育レベルの差はあるので一概にはいえない。)
現地の中国人責任者の小学生になる娘さんは、マレー語、広東語、英語がどれも達者に話せ、なんと片言の日本語まで話す。
シンガポールの方々も、広東語、英語の2カ国語をほとんどの人が話す。ヨーロッパの方たちは別として、アジアの方々は大抵、母国公用語(または民族語)+英語、を話す場合が多い。


■私は英語が話せないっ!
ここで、えらそうに海外レポートの原稿を書いている私は、海外渡航歴が多いにも関わらず、実は英語などの外国語はトラベル英会話程度しかしゃべれない。(^_^;)
「心が通じ合えば言葉などいらない」などと自己正当化し、勉強を怠っていたことを恥ており、反省している。サラリーマン時代に、私が技術社員として英語が話せないおかげで、会社に大変なご迷惑をおかけしたし(海外出張のときも通訳社員同行で、2倍の経費出費をおかけした)、恥ずかしい思いをした。今頃になって「NHKやさしい英会話」(ニッキとダンのお笑い劇場はばかばかしくもおもしろい)のテキストを見ながら毎週深夜にテレビの前で勉強を強いられている有様である。


■竹村健一氏、シンガポールを絶賛
英語教育については古くよりその必要性を啓蒙されてきた、竹村健一氏は最近の著書「3分ごとに世界通になる本」の中で、これからのマルチメディア時代におけるグローバルな情報社会で、英語は第一外国語として必ず身につけなくてはならないと、従来よりの必要性にさらに輪をかけて再三にわたり力説している。

このような観点から、竹村氏はシンガポールを今後アジアで一番のびる国と太鼓判を押している。 なぜなら、シンガポールは人口の大部分を中国人が占めるが、10年ほど前にリー・クアンユー前首相がこれからの情報通信時代を見越して、英語を国語として決めたのである。
竹村氏のみならず世界中の調査機関の調査においても、今後の国際競争力、経済競争力のアンケート結果等で、シンガポールが軒並み1位になっている。
世界を代表する貿易、工業国であることはもちろんだが、世界一の評価を誇る「チャンギ国際空港」を擁すること、1997年にはすでに国内全家庭に光ファイバーを設置していること、経済的な規制が少なく自由な国であること、これらの実績に、母国語が英語であるという点が非常に強く評価されている。


■英語を勉ぼう!
竹村氏は続けて、日本はこの言語の面にてたいへん不利な国であると警鐘する。このことは竹村氏でなくとも多くの国際人の方々が異口同音に唱える。
日本が今以上にグローバルな情報社会にてリーダーシップを発揮し、新しい国際社会を築いていくには、この言語の問題がボトルネックに必ずなる。心の時代といわれる今後の日本の新しい精神文化を伝えるにも、他の国々の精神文化を受け入れるにも、この問題が指摘されることになろう。

自分のスキルアップのためにも、みんなで英語を勉強しよう! ということをこの場を借りて提案させていただきたい。学校教育でも中学校からでは遅すぎる。小学校の早い段階から、英語教育を実施してほしい。高校、大学などではもっと実用的でネイティブな英会話教育を導入し、”使える英語”が身につけられるような内容の教育改革を希望したい。
その努力はきっと今後の日本のため、世界のためにもなるはずである。

さあ、このHPをごらんになっていて英語が話せないあなたは、今から本屋で「NHKやさしい英会話」のテキストを買って英語を勉強しよう! ニール・タトル先生はとても親切だぞ。



2002年W杯日韓共催記念
次回は、赤菱特派員、涙のソウル現地レポート!
韓国「ニューエイジの胎動」の予定です。乞うご期待。




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